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稲爪神社(兵庫県明石市)

          明石

旧山陽道と国道2号線に挟まれた場所に位置する稲爪神社は大蔵谷の産土神であり、岩屋神社と並ぶ明石を代表する神社です。

7世紀はじめの推古天皇の時代に異国から鉄人が8千名を率いて攻めて来たのを朝廷より勅命を受けた伊予国の越智益躬は九州まで出向き降伏を装って敵陣に入り東へ道案内の途中明石へ入った時俄かに空が暗くなりすさまじい稲妻の中三嶋大明神が現れ鉄人たちは雷に撃たれてしまったと言います。そこで益躬はこの地に三嶋大明神を祀り稲妻大明神と崇めたのが稲爪大明神へと変化したのが稲爪神社の始まりだと伝わります。戦国時代には別所氏方の大蔵谷城を攻めた高山右近により焼かれ暫くの間は北側に仮宮が置かれましたが(現在の熊野皇神社のある場所)、江戸時代に入り元の場所へ再建されています。なお現在の拝殿などは昭和52年の火災後に再建されたものです。       

          明石

随身門
旧山陽道側にある左甚五郎作と伝わる彫刻が施されている随身門で随身像が向かい合うように鎮座しています。
          
          明石

左甚五郎作の彫刻
素戒鳴尊、八岐大蛇退治をモチーフとしたもので左甚五郎作と伝わります。

左甚五郎は明石の和坂生まれという地元伝承があり彼の作品と伝わる山門や木像などが何ヵ所か明石市内にもありますが、この門は一般に知られる左甚五郎の作品の可能性が高いといわれています。

稲爪神社には文化財指定を受けている複数の神事が伝承されています。兵庫県指定無形民俗文化財の大蔵谷の獅子舞は京へ上る途中だった秋月種実が大蔵谷宿で宿泊した当日が稲爪神社の宵宮で秋月家の先祖大蔵氏時代から伝わる獅子舞神楽を奉納したのが始まりと伝わるもの。牛乗りと大蔵谷の囃口流しは明石市指定無形文化財となっています。神事の模様や詳細は稲爪神社のホームページで御確認ください。
稲爪神社の神事(稲爪神社のサイト)


                

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Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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