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高津神社(大阪市中央区)

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元々は聖徳太子が建立した仁徳天皇の神廟があったとされる場所でその廟は平安遷都に伴い京都へ移されますが清和天皇の時代の貞観8(866)年に勅命により難波高津宮の遺跡を探索して社地を定め、その地に社殿を築いて仁徳天皇を祀ったことがこの神社の始まりとされます。その後天正11(1583)年に豊臣秀吉が大坂城築城に際し比売古曽神社境内に遷座し現在へ至ります。「高津の富」など複数の上方落語の舞台になっていることからも分かるように大阪の庶民文化の発信地として賑わった神社で境内には茶店、周囲にも有名な湯豆腐屋や国内外の植物を扱う植木屋、珍しいところでは惚れ薬なども扱う黒焼き屋などたくさんのお店が並んでいました。





  


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本殿
建物の大半は戦災で消失し、戦後建て直されたものです。

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高倉稲荷神社
残念ながら柏戸という湯豆腐屋は無くなって久しいようですが上方落語「高倉狐」の舞台です。


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絵馬殿
同じく上方落語「崇徳院」の舞台です。上方歌舞伎の人間国宝坂田藤十郎奉納の絵馬などが掲げられています(あったか自分は覚えてないんですが)。

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五代目桂文枝之碑
上方落語四天王のひとり五代目桂文枝の碑。碑の筆は同じく上方四天王の三代目桂春団治によるものです。

五代目文枝師匠が高津の冨を得意にしていたこともあり桂三枝(現六代目文枝)を筆頭にきん枝や文珍など五代目文枝一門が寄贈しています。現在境内にある参集殿は高津の冨亭と名づけられ落語寄席や文楽などが過去催されており、五代目文枝師匠が最後の口演もここ高津の冨亭での高津の冨でした。

今も行けば分かりますがやや高台のような場所に神社はあり、江戸時代は大坂の町はもちろん遠くは住吉などまで一望できたそうで茶店には遠眼鏡(望遠鏡)が置かれていたようです。

【住所】
大阪市中央区高津1丁目1−29 ‎

           




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Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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