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山ばな平八茶屋(京都市左京区)

         京都

京都でも修学院ぐらいまで来ると観光客の姿も減り景色もまた随分と変わってきます。今年の夏訪れた際の高野川は涼しげな風景でしたが、以前訪れた冬の時期は残雪が残っていて全く同じこの場所から眺めた風景はかなり寒々しかったことを思い出しました。




        
         京都

山ばな平八茶屋は若狭街道(鯖街道)沿いにある天正年間創業の料理旅館で街道沿いの老舗らしく創業時は茶店だったと伝わり、現在も名物料理である麦飯とろろは創業当初から供されていたそうで壬生狂言の演目『山端とろろ』にもなっています。また幕末には新撰組に踏み込まれ刀傷が母屋に残っていたり夏目漱石が度々訪れ「虞美人草」に書かれていたりと老舗らしい逸話がたくさんあります。

この騎牛門は長州藩士杉家屋敷からの移築門と伝わり、客はこの門から入ることになります。

           京都

街道沿いに面した母屋は築200年強の建物で現在も事務所兼調理場として現役。京都市景観重要建造物になっています。



             京都

麦とろ饅頭
名物である麦とろろにちなんだお菓子。料理にも付いてくる他お土産として販売されている薯蕷饅頭で、てっぺんには焼き麦が乗っかっています。

          
初めてこちらを訪れた目的は10年近く前に料理ではなくこの麦とろ饅頭でした。もう年の瀬も迫っていた日で店自体は休みに入っていておせち料理作りが忙しい最中、入り口が分からず入ったのが調理場のある母屋でした。それでも21代目の若主人は接客に一切手抜きなく最後は店の外まで出て見送ってくれる、さらにそのお礼をメールで送ると丁寧に返事も返ってくるその対応に400年を超える老舗の凄さを感じさせられました。


            


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プロフィール

けん

Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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