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2020年山形+ちょこっと秋田の旅2-1 象潟を歩く前編

2日目の朝、ホテルのカーテンを開けると雨は上がりかなり明るくなってきました。JRも羽越線の秋田方面は通常運転とのこと。この日、私とは入れ替わりでyumeさんが宿泊していた新潟からJRで酒田入りするということで昨日から現地の情報交換をしていたのですが、今日以降は最上川が数ヵ所氾濫したことを地元テレビ局が早朝から伝えるなどまだまだ油断できませんが庄内地方はほぼ雨はもう降らなさそうなので酒田には辿り着けそうな感じです。




          羽越線

ホテルのバイキングで朝食を食べて酒田駅7時55分発秋田行き普通に乗車。その前に10時ぐらいに運転再開とアナウンスされている陸羽西線の状況を駅員に確認するとその方向と言うのでその言葉を信じ18きっぷに日付け印を押してもらい出発します。


羽越線

陸羽西線の0番ホーム。


         羽越線

留置線にいる陸羽西線の車両も手持ちぶさたな感じです。

          羽越線

酒田を発車した時点では高校生で賑やかでしたが秋田との県堺までに皆いなくなり乗っているのは自分と小さな男の子を連れたお父さんの3人だけ。車窓からは内陸側には鳥海山、海側はもちろん日本海が見えますが7年前に今回の行程とは逆方向である新潟方面に向かっている途中水平線に沈みゆく夕日のあまりの美しさと広大さに感情表現の乏しい鉄仮面面の私でさえ感動のあまりカメラを向けることすら忘れてしまったことがありましたが、それがまさにこの区間から見た景色でした。


         にかほ

8時35分象潟駅に到着しました。松尾芭蕉が奥の細道で訪れた最北の地がここ象潟にある蚶満寺です。象潟一帯は200年ちょっと前までは海岸入口を砂浜が封をする形となった潟湖だったところでたくさんの小島が浮く景勝地でした。芭蕉が訪れたのも潟湖だった頃ですが文化元(1804)年に象潟一帯を震源地とする地震が発生(象潟は現在の基準で震度6~7だったと推測)、地面が隆起し水が干上がり島々が古墳のように残されてしまう芭蕉の時代とは違う意味で珍しい景勝地となっています。現在も蚶満寺には船繋ぎ石が残っていますが昔は潟湖に面していたことを示す史跡です。


          象潟

その蚶満寺が実は今回の旅最大の目的地でその目的はこの地域の武将であり大名であった仁賀保挙誠の墓があるらしいということ。9年前にもこの地方を訪れた際に新潟などでの局地的豪雨に襲われ酷い目に遭ったと度々書いていますがその時の目的地が挙誠の居城山根館と菩提寺である禅林寺でした。4時間近くJRは遅れて仁賀保駅に到着、院内地区に向かうバスはすでになく往復8km歩いて禅林寺の墓だけは訪れたものの山城である山根館には未だ行けていません。さすがに訪れた2度とも線状降水帯が出来ての局地的豪雨ですから、ある意味仁賀保挙誠という武将に自分は嫌われているのではとさえ思えてきます。


           象潟

こんな感じで田んぼの中に地震で隆起した小島をあちこちに見ることが出来ます。蚶満寺には七不思議なるものがあったりと見どころも多いのですがそれは個別記事で追々書くことにしましょう。

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けん

Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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