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国木田独歩記念館(大分県佐伯市)

         佐伯

佐伯は作家国木田独歩が若き頃に教員を務めた地で、独歩は徳富蘇峰に就職先の紹介を依頼したところ蘇峰と親交のある佐伯出身のジャーナリスト矢野龍渓より佐伯市の鶴谷学館を紹介され夜学の英語・数学教師として赴任することとなります。当時はまだ鉄道もなく船で佐伯に上陸しての着任だったそうです。

独歩と弟の収二が下宿したのが鶴谷学館館長であった坂本永年宅でした。坂本家は元は佐伯藩の上級武士で、この建物は元々は藩主毛利家のお浜御殿であったものを明治時代になり藩主より賜ったもので、独歩兄弟の下宿した2階部分は明治時代以降に増築されたとのこと。独歩は熱心なキリシタンであったために佐伯での教師生活はわずか1年余りでしたがこの地を舞台とした小説を数冊書いています。現在建物は坂本家より佐伯市に寄贈され資料館として公開されています。

元の持ち主である坂本家は大蔵氏の流れを組んだ旧大友家家臣で日田八人衆に数えられる坂本城主でした。大友家改易後に日田に入った毛利高政に仕えることになり高政佐伯転封にも従いこの地にやってきます。今回拝観謝絶の養賢寺内にある毛利家墓所内にも堂々と入れたのは坂本家の現当主である坂本格氏に案内していただいたおかげです。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

         佐伯

佐伯城三の丸櫓門から養賢寺までの間、独歩記念館などのある通りは“歴史と文学の道”と言う愛称が付けられ日本の道百選に選ばれています。江戸時代は上級武士の武家屋敷が立ち並んでいました。

           


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Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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