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鮭延寺 鮭延秀綱の墓(茨城県古河市)

          古河

慶安元(1648)年に最上家のお家騒動で古河藩主土井利勝に身柄を預けられ古河の地で亡くなった最上家の重臣鮭延越前守秀綱の霊を弔うために秀綱に付き従った家臣たちが建立した曹洞宗の寺院です。









       
          古河

本堂
 
          古河

鮭延秀綱の墓
最上家で1万1千石余りを有していた重臣で最上領の北端の地真室川城主を務めます。東北の関ヶ原の戦いと言われる長谷堂城の戦いでは圧倒的優位であった上杉軍本陣近くまで斬り込み敵将直江兼続から賞賛される活躍を見せますが、元和3年の最上騒動で最上家は1万石に減封され秀綱は土井利勝の元へ身柄を預けられます。利勝は秀綱を厚遇し5千石を与えますが彼は自分に付き従ってきた家臣たちにその5千石を全て分け与え自らは家臣宅を転々として暮らしたそうです。

秀綱の話は海音寺潮五郎氏の短編小説『乞食大名』(文春文庫『かぶき大名』に収録)に詳しいですのでご興味ある方はご一読を。


          古河

熊沢蕃山の墓(茨城県指定史跡)
幕末の吉田松陰らに影響を与えた中江藤樹門下の陽明学者で岡山藩士。名声が高まるに連れて幕府に睨まれ明石藩主松平信之に身柄を預けられ太山寺に幽閉され、その後は信之の転封に付き従う形で大和郡山、そして古河へと移ってこの地で亡くなっています。

【住所】
古河市大堤1030-1

              


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けん

Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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